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TOP / お知らせ・ブログ / 2025.07.17

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鉄塔の高所作業を遠隔監視!安全とコストを両立するレンタルカメラとは?

 

 

【目次】

  1. はじめに:鉄塔の高所作業、こんな課題を抱えていませんか?
  2. その課題、「遠隔監視カメラ」が解決の鍵です
  3. なぜ「レンタル」がいいの?購入にはない3つのメリット
  4. 【当社の強み】エイムネットサービスのレンタルカメラが選ばれる理由
  5. 【導入事例】建設・電力業界における活用シーン
  6. まとめ:鉄塔の高所作業は「レンタルカメラ」で安全かつスマートに

 

01-はじめに:鉄塔の高所作業、こんな課題を抱えていませんか?

 

送電網や通信網を支える鉄塔の建設・保守は、私たちの社会インフラに不可欠な業務です。しかしその裏側で、現場は常に多くの課題を抱え、管理者様や経営者の皆様は日々難しい判断を迫られているのではないでしょうか。貴社では、次のようなお悩みを抱えていませんか?

 

-高所作業は常に危険と隣り合わせで、安全管理に神経を使う

地上数十メートルでの高所作業は、墜落・転落といった重大事故と常に隣り合わせです。ひとたび事故が起きれば、作業員の命はもちろん、企業の信頼も大きく揺らぎます。そのため厳格な安全対策が求められますが、過酷な天候やヒューマンエラーのリスクを完全に排除することは難しく、管理者の精神的プレッシャーは計り知れません。

 

-現場が遠隔地・山間部にあり、進捗確認のためだけに移動するのは大変

鉄塔の現場は山間部などの遠隔地にあることが多く、進捗確認のためだけに往復数時間を費やすことも珍しくありません。この移動時間は人件費や燃料費といった直接的なコストに加え、管理者本来の業務時間を奪う「見えないコスト」も生み出し、生産性を著しく低下させています。

 

-足場の設置や人件費など、作業コストが想定以上にかかっている

これらの課題が直結するのは何よりも「コスト」です。高所作業に不可欠な足場の設置費用や、専門作業員の人件費は高騰しがちです。悪天候で工期が一日延びるだけでも、固定費は無情に膨らんでいきます。

 

このように「安全・移動・コスト」という3つの課題は複雑に絡み合い、現場の利益を圧迫しています。これらの根深い課題を解決する、効果的な一手はあるのでしょうか。

 

02-その課題、「遠隔監視カメラ」が解決の鍵です

前述した「安全・移動・コスト」という根深い課題。これらをまとめて解決する強力なソリューションが「遠隔監視カメラ」です。事務所にいながら現場の「今」を正確に把握できるこのツールがもたらす、3つの大きなメリットをご紹介します。

-【移動コストゼロへ】事務所を、現場の司令塔に変えるリアルタイム映像

事務所のPCやスマートフォンから、いつでも現場の高精細なライブ映像のチェックが可能。作業進捗や天候の変化、資材の状況まで正確に把握できるため、状況確認のための移動が不要になります。これにより移動にかかる時間とコストを大幅に削減し、管理者は本来のコア業務に集中できます。複数現場の同時管理も容易になり、業務効率は飛躍的に向上します。

-【安全性の革新】遠隔からの「第二の目」が、現場の危険を見逃さない

管理者や熟練技術者が事務所からリアルタイム映像を確認し、高所作業員の不安全な行動や危険箇所を即座に発見。遠隔から的確な指示を出すことで、事故を未然に防ぎます。経験の浅い作業員をベテランがリモートで見守る体制は、現場の安心感と安全レベルを格段に向上させます。カメラは現場の安全を守る、信頼できる「第二の目」として機能します。

-【映像の資産化】録画機能が、報告業務と技術伝承を効率化する

作業の録画映像は、企業の貴重な「資産」になります。映像をエビデンスとして使えば、日々の作業報告書はより正確で説得力のあるものに。さらに、熟練工の高度な作業手順を録画・保存すれば、それは若手への実践的な教育コンテンツとなり、円滑な技術伝承を促進します。映像データを活用し、報告業務の効率化と人材育成を同時に実現できるのです。

 

03-なぜ「レンタル」がいいの?購入にはない3つのメリット

遠隔監視カメラの有効性はご理解いただけたかと思います。しかし、導入にあたり「購入」と「レンタル」のどちらを選ぶべきでしょうか?特に鉄塔工事のようにプロジェクト期間が明確な場合、購入にはない「レンタル」だからこその、コストと効率を最大化する3つの大きなメリットがあります。

-【賢いコスト管理】プロジェクト単位の費用対効果を最大化

鉄塔の建設や保守プロジェクトは、数ヶ月から1年程度と期間が明確です。購入した場合、プロジェクト終了後にカメラは使われない資産となってしまいます。レンタルなら、必要な期間だけ利用料金を支払うため、機材費を完全に「変動費化」できます。これにより、無駄なコストを徹底的に排除し、プロジェクト単位での費用対効果を最大化します。

-【スピード導入】高額な初期投資は不要。明日からの「見える化」を実現

高性能なカメラを複数台購入する場合、多額の初期投資が必要となり、予算確保や社内稟議に時間がかかります。レンタルなら、月々の利用料のみで済むため、このハードルがありません。「現場の安全を今すぐ確保したい」といった緊急のニーズにも、稟議を待たずにスピーディーに対応可能。機会を逃さず、迅速に現場のDX化をスタートできます。

-【管理の手間ゼロ】保守・保管から解放され、常にベストコンディションで利用

カメラを購入すると、プロジェクト終了後の保管場所の確保や、定期的なメンテナンス、故障時の修理対応といった、見えない管理コストと手間が発生します。レンタルなら、これらの保守・管理は全て私どもにお任せいただけます。お客様は常に最適なコンディションの機材で現場の監視に集中でき、本来の業務に専念いただけます。

 

 

04-【当社の強み】エイムネットサービスのレンタルカメラが選ばれる理由

数あるレンタルカメラの中から、なぜ当社のカメラが鉄塔工事の現場で選ばれ続けるのか。そこには、過酷な現場環境を知り尽くした当社ならではの、他社にはない明確な理由があります。

-【電源工事、一切不要】独立電源システムが、あらゆる場所を監視可能に

電源の確保が極めて困難な山間部の鉄塔現場でも、問題ありません。ソーラーパネルと大容量バッテリーを組み合わせた独立電源システムをご用意。商用電源に一切頼らず、長期間の安定した稼働を実現します。お客様は電源の心配から完全に解放されます。

また、車両が入れない険しい現場では作業員が機材を背負って運搬することも想定し、軽量性も重視。防水性PVCカメラハウジングの採用や、ソーラーパネルとバッテリーを小型軽量タイプにカスタマイズするなど、お客様の現場状況に合わせた最適なシステム構成をご提案します。

-【通信工事も、一切不要】SIM内蔵モデルで、設置したその日から遠隔監視

現場にWi-Fi環境がなくてもご安心ください。当社のカメラはモバイル通信SIMを内蔵しているため、面倒なインターネット回線の敷設工事は全く必要ありません。携帯電話の電波が届く場所なら、日本全国どこでも設置後すぐに遠隔監視を開始できます。

さらに、PPカムは国内携帯キャリア全社に対応。例えばNTTドコモからau回線のエリアにカメラを移動する場合も、アカウント情報や録画データを維持したまま、機種変更だけでシームレスに対応が可能です。

-【専門知識は不要】届いたその日に、ご自身で簡単設置

設置・設定は驚くほどシンプルに設計されています。専門の技術者でなくても、お客様ご自身で簡単に取り付け、すぐに運用を開始いただけます。急な計画変更や、急ぎの現場にも迅速に対応可能です。

-【「できない」を「できる」に】ご要望に応える柔軟なカスタマイズ

「こんな角度で撮りたい」「夜間も鮮明に記録したい」など、既製品では難しいご要望にも柔軟に対応します。特殊な設置金具の製作やカメラ設定の最適化など、お客様の現場に合わせたベストな形でご提供します。

PPカムには標準タイプの他、広画角タイプの「PP360wide」や光学21倍ズーム対応の「PP360zoom」など新機種を順次投入。レンタル中にこれらの機種への変更も可能で、同額プランであれば交換手数料はいただきません。プロジェクトの進捗に応じて、月単位で最適なスペックの機種をお使いいただけます。

-【資材置き場も安心】

遠隔操作可能な防犯センサー連動 カメラ機能だけでなく、現場事務所、工事資材・機材、工事車両、敷鉄板などの盗難対策に役立つ防犯センサーとの連動も可能です。工期中は平日日中のアラームを停止させ、長期休工や夜間・休日のみ24時間監視に切り替えるなど、監視スケジュールの設定変更も遠隔で行います。

 

05-【導入事例】建設・電力業界における活用シーン

当社のレンタルカメラは、すでに多くの建設会社様や電力関係会社様の現場で活躍しています。ここでは、具体的な活用シーンとその効果を2つの事例でご紹介します。

-【建設会社様の事例】現場への移動をゼロに。複数現場の「見える化」で生産性を最大化

山間部での送電鉄塔建設プロジェクトにて、現場事務所からの距離が課題でした。そこでカメラを設置しました。

【用途】日々の工事の進捗管理に活用。夜間は赤外線機能で資材置き場の防犯カメラとしても機能。

【効果】担当者が現場へ移動する時間とコストが大幅に削減されただけでなく、事務所から複数の現場の状況を同時に把握できるようになり、管理業務全体の効率が飛躍的に向上したとのお声をいただいています。

 

-【電力関係会社様の事例】ベテランの目を遠隔地へ。若手の安全確保と迅速な初動対応を実現

鉄塔の定期点検・保守作業の安全性向上が課題でした。

【用途】①事務所の熟練技術者が現場の若手作業員へリアルタイム映像を見ながら指示を出す遠隔支援に活用。
②台風通過後などの災害時には、いち早く現地の状況を把握するためにも利用されています。

【効果】的確な遠隔指示で作業の安全性が向上。災害時の迅速な初動対応も可能になったと高く評価いただいています。

 

まとめ-鉄塔の高所作業は「レンタルカメラ」で安全かつスマートに

-明日からの現場を変える、3つの革新

本記事では、鉄塔の高所作業が抱える「安全・移動・コスト」の課題を、遠隔監視カメラで解決する方法をご紹介しました。高額な初期投資や保守の手間が不要な「レンタル」という賢い選択肢。そして、電源・ネット工事不要で、お客様のご要望に合わせて柔軟にカスタマイズできる当社の強みをご理解いただけたかと思います。これらのソリューションは、危険な作業を減らし、無駄な移動をなくし、プロジェクト全体の生産性を向上させる、現場の未来を切り拓く力を持っています。

今後もStarlink衛星回線対応セットやGoogleドライブへの長期録画オプションなど、お客様のニーズに応える新機種・新サービスを続々と投入してまいりますので、ご期待ください。

-まずは、お気軽にご相談ください

「うちの現場でも使えるだろうか?」「具体的な費用感が知りたい」「まずは資料だけ見てみたい」など、どんな些細な疑問やご要望でも結構です。専門のスタッフが、お客様の現場状況や課題を丁寧にヒアリングし、最適な導入プランを無料でご提案します。鉄塔現場の課題解決に向けた第一歩を、ぜひ私どもにお手伝いさせてください。